セルロースファイバー断熱材の付加価値

TOP > > 呼吸できる家 >
投稿日:2024.05.9

呼吸できる家

セルロースファイバーが単なる断熱材ではないという話をします。断熱性能だけなら高い費用を出す価値は低いですが、コスト以上の成果をもたらします。

断熱性能に関しては隙間なくびっしりと壁体内に施工されるので、断熱・気密性は高くなりす。

まず火に強いです。原料がパルプなので「燃えやすいのでは?」と思われる方も多いのではないでしょうか?セルロースファイバーはパルプを細断してホウ酸で繋ぎ合わせています。このホウ酸が火災時に水分を出して炭化させるだけに留めます。表面が黒くなるだけで、中の方へ燃え広がりにくくなっています。ウレタン系断熱材は燃えやすいものが多いのと、有毒ガスを発生させる恐れがあります。

そして吸音性が高いので、静かな室内空間が作りやすくなります。音を遮るのにある程度の重量が必要になります。セルロースファイバーは原料がパルプですが、ホウ酸を含んでいるためか重さも持ち合わせています。この重さが吸音性に一役買っています。犬を飼われている方などは吠える声等が周りに聞こえにくくなるので特におすすめです。このホウ酸は防虫性にも貢献します。シロアリやゴキブリを寄せ付けにくいという奥様達にはありがたいものになっています。(笑)

次に「耐久性」です。経年劣化が出にくい断熱材です。未来ホームにおいて住宅で大切なのは耐久性だと思っています。その為に高気密高断熱や高耐震にしています。壁の中に使用する物なのでやり替えをしようとすると大掛かりな工事になってしまいます。大掛かりな工事費用を出費しない為にも経年劣化をしくいものを選択する必要があるのです。

最後に地球環境に良い材料です。これについてはお客様はあまり意識していないかも知れません。施工時に同じ木造でもCO2の排出量が減らせるので将来の子供たちの為にもなります。将来的に住宅を解体する時に至った場合、廃棄する費用がウレタン系断熱材より抑えられるのです。

  

※注意点

確かにセルロースファイバーや発泡ウレタン断熱材は気密性能が取りやすい断熱材となっています。あくまでも「取りやすい」です。セルロースファイバーや発泡ウレタン断熱材を採用したから気密性能が必ずしも良くなる訳ではありません。気密性能に関しては断熱材に頼るのではなく、キチンとした気密施工が大事なのです。




記事一覧