最近流行の全館空調について

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投稿日:2023.04.8

高気密高断熱

気候も暖かくなり、ちょっと時期が違うかも知れませんが、SNS等で全館空調の記事が多いですよね。

家づくりを考えている皆さんも興味があると思います。

快適性を第一優先するなら全館空調の採用は私もお薦めです。

 

全館空調のメリット

全館空調のメリットをお話すると、

  1. 24時間エアコンフル稼働で、家中の室温が均一。
  2. エアコン台数は基本的に1台。(将来的に交換も1台なので交換費用が抑えられる。)
  3. 室内(足元と天井)の温度差が少ない。
  4. エアコン設定温度は外気温との温度差を少なく出来る。
  5. 室内の空気がきれいになる。

という所でしょうか。  

全館空調を設置するに当たり、高気密高断熱性能と第一種換気の2点は欠かせないと思います。

高気密高断熱性能、特に気密性が重要となります。

気密性能が悪いと、せっかく冷暖房された空気が外気にダダ洩れになってしまうからです。

  1. は言わずとも皆さんご存じの内容です。
  2. は部屋毎にエアコンを設置するより将来的にエアコン更新費用が安くなります。
  3. は室内の壁・天井の仕上げ表面温度も冷暖房されるために温度差が少なくなります。
  4. はエアコン24時間フル稼働のため、冬場の設定温度は低く、夏場の設定温度は高くすることが出来ます。(個人差もありますが。)局所間欠冷暖房だと室内が冷めたり暖まったりで、なかなか均一な温度になりにくいです。
  5. については全館空調は第一種換気が基本的にセットとなるので高性能フィルター等により、埃だけでなくPM2.5や花粉なども除去してくれます。熱交換や湿度交換もしてくれるシステムだと快適性が保たれる上に経済的です。

光熱費が高くなると言う人も居るようですが、各部屋でエアコンを使うことを考えると、24時間フル稼働とは言え、基本的にエアコン1台だし、上記4の事もあり、気密性能が良ければビックリするほど光熱費は上がらないと思います。

エアコンの電気消費は車の燃費と一緒です。車はトップギアで走っている時よりローギアで走っている時の方が燃料を消費します。

エアコンは冬場において冷め切った部屋を暖めようとする時が一番電気を消費します。エアコン24時間フル稼働とは、ずっとトップギアで走っている事と同じなのです。

 

全館空調のデメリット

次に全館空調のデメリットのお話もします。

A.設置コストが高い。

B.システムによっては空調室の確保が必要。

C.各部屋毎の温度調整が出来ない。

となります。

Aが導入を見送る最大の理由ですね。家の大きさにも依りますが、100~300万円(第一種換気もセット)くらいが一般的です。

Bについてはシステム的に空調室を設けるものが多いので、空調室の面積を確保しなければいけません。小屋裏に空調室を設けるケースも有るようですが、将来的に歳を取った場合のメンテナンス等をよくよく考えておく必要があります。

Cについては家族内で暑さ寒さに強い弱いの個人差が大きいと困ります。各部屋毎に温度設定が出来ないものが多く、家中が同じ温度となります。

 

未来ホームの見解

予算に余裕がある方は全館空調の設置はよろしいかと思いますが、そうではない人の方が多いと思います。私個人的には全館空調の方に予算を掛けるなら、サッシ等の方へ予算を掛ける方が良いかなと思っております。

高気密高断熱住宅、特に気密性能を上げると、全館空調のメリットである上記1、2、4は通常の壁掛けエアコン数台で可能となります。3も全館空調ほどの快適性ではありませんが、それに近づけることが出来ます。5に関しては全館空調のみを止めにして、第一種換気を導入すれば解消出来ます。

30坪程度の2階建ての家であれば、1階と2階のエアコン1台ずつで家中を冷暖房することも可能となります。

お客様に対してお薦めとしては、気密性を高めてエアコンの設置台数を減らし、その上でエアコン24時間フル稼働させることです。

半信半疑の方も居ると思いますが、詳しくは弊社にお問い合わせ下さい。

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