先日、ある年配ご夫婦二人暮らしのご自宅へ行って参りました。
初顔合わせで、きっかけは奥様の方から弊社への電話でした。
先日の強風を伴う豪雨の影響だと考えられますが、屋根から雨漏りをしているとの内容でした。
元々施工した住宅会社は今はもう無いとの事。
弊社とお付き合いのある屋根屋さんに同行していただいて早速状況を見に現地へ伺いました。
恐らくこの部位だろうと判断して簡易的な応急措置を行って様子を見ていただくことにしました。
瓦屋根なのですが、瓦を撤去して下地から補修する事になるとそれ相応の費用が発生します。
別のリフォーム会社で10年ほど前に瓦の葺き替え工事を行ったそうで、瓦はまだ綺麗なままでした。
ご年配夫婦という事もあり、費用はなるべく掛けない様にするために応急措置のみを行った次第です。
そこで雨漏り部の屋根裏を拝見して気付いたのですが、断熱材が全然入っていませんでした。
築年数も古くてまだまだこういう家も多いのでしょうね。
更に高騰する電気代に対してなるべく電気を使わない様にしているのでしょう、ご夫婦は冷房を点けずに窓を開けて過ごされていました。
外気の最高気温は34度を超えています。
熱中症で亡くなる方も少なくないので気を付けて欲しいものです。
今ではこういう冷房使用を控えているご家庭は少なくないと思います。
政府も対策を打っていますが、もう少しなんとかならないものでしょうか。
以前から言われていますが、票集めの政治ではなく、国民に目を向けた政治が必要です。
ある宗教団体は与党と考え方の方向性が同じだから協力している旨の発表を先日してました。
ところが今の政権の支持率は下がっています。
ということは考え方を同じくするその宗教団体の考え方も国民には支持されていないという事ではないでしょうか？
こんなことを書いていると非難を受けるかも知れませんね。
ただ、あるご家庭を訪れてふと考えたことを書かせていただきました。
それと皆さん、危険な暑さになっていますのであまり無理をしない様に気をつけましょう。