お客様にも分かりやすく説明しますと、現在は木造(2階建て以下)建築物で500㎡までのものは確認申請に構造検討書類を添付しなくて良いことになっています。
設計者が安全性を確認することを前提に構造の審査を省略していました。
木造住宅のほとんどはこれに当たります。
2025年から確認申請に構造書類の添付が必要になる建物が増えます。
審査する側が大変になるだけだと考えるのが一般的だと思います。
何故、住宅会社がザワつくのかの方が疑問です。
「構造的安全性を検討するのは当たり前」なのです。
ところが、構造が分かっていない設計者は多いです。
建築士の資格を有していてもそうです。
耐力壁線や水平構面という用語を説明できるプランナーも少ないでしょう。
「構造は面倒で勉強したくない。」というのがプランナーの本音です。
それではいけないのです。
建築士なら構造の事も理解すべきです。