気密断熱性より間取りの方に興味が偏ってしまいがちです。
気候が良くなると新築の計画を考えているお客様は結露等のことを忘れてしまう
ので注意が必要です。
夏涼しく冬暖かい家にするために、気密断熱の必要性をどの時期に計画しようとも常に意識を持っていただきたいです。
そして「気密測定」を行う事が重要です。
また、大地震も最近遠ざかっているのでお客様の方から耐震性を問われることも少なくなっています。
こちらから住宅の耐震性の必要性を話すのですが、ピンと来ていないお客様も多いです。
これは仕方ない事ですが、耐震等級1では大地震に対して人命が奪われなくても、大地震後に住み続けることは難しくなるという事だけ覚えてもらえれば宜しいかと思います。
住み続けられる様にするために耐震性に関しては「耐震等級3相当」ではなく、ハッキリと「耐震等級3」にしましょう。
家づくりに失敗する人が1組でも減るように、ずっと高性能住宅の必要性を言い続けて行きます。