ブログ

Blog
TOP > ブログ > 2021年より2022年は電気代が上がっています。

2021年より2022年は電気代が上がっています。

2023.01.19

日常

我が家の2022年と2021年の電気代です。(Ua値=0.6程度)オール電化住宅です。

太陽光発電4kwが載っていますが、ZEH住宅ではありません。皆さんのご自宅と比べていかがでしょうか?

年間の電気使用量は大きくは変わっていませんが、年間の電気料金は上がっています。空調は普通の壁掛けエアコンのみで、真冬と真夏は1階と2階のエアコン1台ずつの合計2台(5.6kwと2.2kw)を24時間フル稼働させています。それで玄関扉を入ると屋内が全館空調出来ている状態です。

真冬のエアコン設定温度は23℃、真夏のエアコン設定温度は27℃程度だからこそ、この電気料金になるのです。エアコンの燃費は車と同じ要領です。冬場にお部屋が寒い状態で暖めようとする時に電気使用量が大きくなります。車でローギアで走っている時と同じ状態です。お部屋が暖まってしまえばエアコン温度を下げて電気使用量を下げます。これが車でトップギアで走っている状態ですね。

ただし、このトップギアを保つためには高気密高断熱が必要となります。ただ断熱性が良いだけではダメです。熱を逃がさないこと(気密性)が重要です。

室内の体感温度=(空調の吹き出し温度 + 床・壁・天井の表面温度)÷2 となります。

高気密高断熱住宅でないと「床・壁・天井の表面温度」が冬場は低くなるので、「空調の吹き出し温度」を上げないといけなくなるんです。

下の表は計画中案件のシュミレーションです。(木造2階建て 31.56坪 Ua値=0.45)

一般住宅もオール電化で算出しています。一般住宅と工事費で仮に300万円の差が付いたとしても、メンテナンス費と光熱費で20年程度で元が取れます。上の電気料金表を見てもらえると光熱費は甘めで計上しているのがお判りになると思います。

電気代がまた上がるようであれば元が取れる年数が早まります。

お客様毎にこれをお出しします。

私の説明がご理解いただけると幸いです。

記事一覧