福岡における構造検討で必要な事

query_builder 2026/08/05
一級建築士のひとり言
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福岡県は地震が少ない地域という事で耐震強度を0.8倍に低減しても良いですよという地域になっています。

以前にも話をした地震地域係数が0.8の地域という事です。

この10年間で3度の震度7の震災が起こった熊本県も0.8~0.9倍しても良い地域となっています。


これがどういうことか説明して行きます。

まず耐震等級というものがあり、1から3まで3段階に分かれています。

数字が大きいほど建物の耐震性能が強くなります。


耐震等級1とは、建築基準法が定める最低限の耐震性能で、数百年に一度程度の震度6強〜7クラスの地震で「倒壊・崩壊しない」ことを満たす水準を指します。新築住宅は原則この等級1以上の性能を持つよう設計されています。

耐震等級2は耐震等級1の1.25倍、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の強度を持つとされています。


これに福岡県の地震地域係数である0.8倍を掛けると、

耐震等級2=1.25x0.8=1.0

耐震等級3=1.50x0.8=1.2

となります。

何を意味するかと言うと、地震が多いとされる地域(地震地域係数1.0の地域)の耐震等級1の建物と福岡県における耐震等級2の建物とが計算上同じ強度となるのです。

さらに言うと、地震が多いとされる地域(地震地域係数1.0の地域)の耐震等級2の建物より福岡県における耐震等級3の建物が計算上弱い強度となります。


次に建築基準法で定めれている耐震等級1ではダメなのかという疑問を持たれている方もいらっしゃいます。

10年前の熊本地震において、1回目の震度7の地震に対しては倒壊等をしなくても2回目の震度7で倒壊している建物が多く見受けられました。

被害が酷かった益城町で耐震等級3の建物が16棟あり、その内14棟が無被害でした。残り2棟も軽微な補修で住み続けられたそうです。

これを見ても耐震等級3の必要性は高いと思います。


予め言いますが、先程の構造検討上の強度低減は違法ではありません。

しかし日本全国で地震は起こり得ると未来ホームでは考えます。

なので未来ホームでは地震地域係数を1.0で計算するようにした上で耐震等級3を確保しています。

他にも壁柱直下率、偏心率等、間取りを考える上で注意しなければいけないことがあります。

未来ホームと一緒にワクワク空間を造りましょう!




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未来ホーム株式会社

住所:福岡県那珂川市片縄北4丁目2−20 大神第3ビル 101号

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