弊社は充填断熱工法で断熱材にセルロースファイバーを使用することで「呼吸できる家」にします。
断熱材、外壁に張る構造耐力面材・透湿防水シートを全て透湿性能が高い物を使用して、
万が一壁体内に湿気が侵入しても外部へ排出出来る様にしています。
こうする事で家の耐久性を高める様に考えています。
外張り断熱工法は万が一壁体内に湿気が侵入した場合、排出が難しいので弊社では採用しておりません。
ここは会社毎に考え方の違いがあるので、一概にどちらの工法が良いとは言えません。
どちらの工法を採用しようとも、重要になるのは「きちんとした施工」です。
室内の寒暖に影響するのが気密工法です。
気密取りやすい工法が基礎断熱工法と屋根断熱工法です。
あくまでも「取りやすい」と言うだけで、施工時にきちんとした気密処理が必要です。
弊社では「屋根断熱工法」を標準とし、床下断熱工法か基礎断熱工法かは24時間換気方式によって変えています。
24時間換気方式で、第一種換気の場合は「基礎内断熱工法」、第三種換気の場合は「床下断熱工法」にしています。
理由は別の機会に話をするとして、気密性能に関しては基礎断熱工法の方が高めやすいです。
床下断熱工法は手間が掛かると言うだけで、きちんとした施工をすれば気密性能を高められます。
気密性能も断熱性能も「施工が命」なのです。