住宅会社のホームページを見ていると「次世代省エネルギー基準」の家との電気代を比較したものがあります。
「次世代省エネルギー基準」とは断熱等級4に当たり、平成25年基準のものなのです。
平成25年は西暦2013年になるので、10年前になります。
10年前ですよ! 何が「次世代」じゃーっ!ってなりますよね?
そんな前の基準と比べるなんてレベルが低過ぎます。
大手住宅会社のホームページではそれよりも前の基準で比較しているものもあります。
「へーっ、凄い!」ってなるかも知れませんが、騙されてはダメです。
過去に目を向けるのではなく、先を見ましょう!
ちなみに2024年4月からは「断熱等級4」が新築の最低基準となります。
そして2024年1月からは、この「断熱等級4以上かつ一次エネ等級4以上」じゃないと住宅ローン減税が受けられなくなります。
未来ホームのホームページをご覧の皆さんはもうお分かりだと思います。
もっと上のレベルの断熱性能が必要であるし、外気温の流入を防ぐために気密性能が必要なのです。
断熱性能は計算で算出できますが、気密性能は「気密測定」を行わないと分かりません。
現場で気密測定を行って、※C値1.0㎠/㎡を確保しましょう!
※C値:気密性能を表す数値。「シィチ」と読みます。