【戸建て住宅 現場ブログ】木工事(土台)

query_builder 2024/12/12
新築 戸建て 一級建築士のひとり言 施工現場
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那珂川市に建築中の戸建て住宅で基礎工事が終わり、本日土台組み工事が完了しました。

今回は床下断熱工法です。

基礎断熱工法より気密が取りにくい工法なので、神経を使います。

先ずは基礎立上りに基礎パッキンを敷いて、その後に桧の土台をスクリューワッシャーという金物でアンカーボルトに緊結します。

それから杉材の大引きを組みます。

大引きの下部には910mmピッチで鋼製束を立てて、土間コンクリートにボンドで止めて行きます。

ここから断熱材を土台や大引きの間に嵌め込んでいきます。

断熱材は工場でプレカットされているので既に現場への搬入時にはジャストカットされています。

断熱材をそのままのサイズで搬入するより高価にはなりますが、現場での廃材を減らす事で処分費が減るのと大工さんの手間が減るために全体的に見ればコストカット出来ます。


ここからがポイントで、断熱材と木材とを気密テープで隙間を塞いで行きます。

断熱材はジャストカットされてるとは言え、少々の隙間を無くすために一手間加えます。

気密性能を上げるのに有効な方法なのです。

気密テープを貼り終えて28mm厚の構造用合板を張って完了です。

後は上棟を待つばかりとなりました。

明日は足場を組んで明後日の上棟を迎えます。

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未来ホーム株式会社

住所:福岡県那珂川市片縄北4丁目2−20 大神第3ビル 101号

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