太陽光パネルを載せる際の注意点

query_builder 2025/04/17
新築 戸建て 一級建築士のひとり言
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高騰する電気代への対策として新築時に太陽光パネルを載せるお客様が増えています。

九州電力管轄内でも電気代の値上げが今後も考えられます。

誰しもがなるべく電気代を抑えたいと考えます。

太陽光パネルをただ載せれば良いのではなく、注意点があるのでご紹介します。


  大きくは2点あります。

1つ目はなるべくパネルを真南に向ける様にして屋根勾配の水上の方へ寄せる事です。

南向きの屋根を前提にお話しますが、南向き屋根だと水上は当然南側隣地から離れた北寄りになります。

要するに南側隣地に建っている隣地建物の影をなるべく避ける様にするのです。

太陽光パネルに影が落ちてしまうと発電効率が落ちてしまいます。

家の屋根形状も凸凹させずに、なるべくシンプルに架ける様にした方がよろしいです。

街中では自家の屋根の影をパネルに落としている例も見受けられます。  


2つ目は屋根に穴を開けずに設置するという事です。

これは屋根が金属屋根でないと難しいでしょう。

よく使用されるスレート屋根は穴を開けて太陽光パネルの架台を取り付けします。

穴を開けると新築時は大丈夫でも将来的に劣化して漏水の危険性が増すからです。

未来ホームでは新築住宅の屋根は金属屋根としております。

既存住宅に太陽光パネルを載せる際は仕方ないですが、新築住宅をご検討の方はこの点もご注意ください。  


それと余談ですが、屋根面目一杯に太陽光パネルを載せている家も見掛けますが、そうするとパワーコンディショナーを2台設置されているのではないでしょうか。

パワーコンディショナーも消耗品です。

スマホのバッテリーと同じで劣化して来ます。

将来の交換費用が結構高いのでご注意を!!

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未来ホーム株式会社

住所:福岡県那珂川市片縄北4丁目2−20 大神第3ビル 101号

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