間崩れは構造面だけでなく、仕上面にも悪影響が出ます!

query_builder 2025/06/23
新築 戸建て プランニング関連
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間崩れとはモジュールの寸法を部分的に崩すことです。

間崩れが多いと上下階に梁などの部材が増えたりして経済的ではありません。

「在来軸組工法」という荷重等を軸力で受け流す工法においては構造上無理を強いられます。

それに使いやすいプランとは簡素化したスッキリプランだと思います。


仕上げにも影響するのですが、床見切材はなるべく設置したくないと考える方が多いと思います。

床見切材があれば床材も見切れるので張りやすいのですが、床見切材が無いとどこまでも床材が続くので、妙に細かく床材をカットしなければならない部分も出て来ます。

無理をして床材に亀裂が入ったり、目立つところで床材をカットしたりだとか出て来るケースもあります。


また壁柱直下率も悪くなります。

平面図においてあみだくじの様に壁がガタガタ曲がりくねっているプランはどうかと思います。

1階の平面図に2階の壁を書き込んでみてください。

1階と2階の壁位置が6割くらい揃っていれば構造的に強いプランだと思います。

半分以上揃っていなければ、再考をおすすめします。


間崩れは絶対にダメということではありませんが、ほどほどにしておいた方が良いと思います。

これって設計者はあまり意識していない人も多いのでご注意を。


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未来ホーム株式会社

住所:福岡県那珂川市片縄北4丁目2−20 大神第3ビル 101号

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