家づくりを始めた方なら誰でも検討するのが太陽光発電。
電気代も年々値上がりしているので各住宅会社の意見を聞いているお客様も多い事でしょう。
私は搭載して損は無いと思っています。
その理由をお話して行きます。
「売電価格」
FIT法により、10年間は余剰電力の固定金額買取制度があります。
2023年においてはキロワット当たり16円で余剰電力(家庭で使いきれない電力)を買い取ってもらえます。
「売電価格を見て損か得かを判断している人が多い」
お客様でもネットで色んなことが調べられるので知識に関しては個人差があるのですが、
この売電金額の16円/kwhで太陽光発電の損得を判断している人がまだまだ多いので先ずはここから改めて下さい。
オール電化住宅における昼間の買電価格が27円/kwhからすると売っても儲けが無いと感じている人が多いです。
ところが今は余剰電力は売るよりなるべく使う時代です。
エコキュート等は少し前までは価格が安い深夜電力を使ってお湯を沸かすのが常識でしたが、今は昼間に太陽光発電で得た電力でお湯を沸かす様にします。
なるべく価格が高い昼間の電力を買わない様にするのです。
さらに余剰電力の売電価格は下がりましたが、太陽光パネルの搭載金額も下がっています。
なので投資に伴うシュミレーションをすると、10年前のシュミレーションと比べてあまり変わっていないのです。
これは下記にFIT法の法文を記載いていますが、「適正な利潤その他の事情を勘案して定める」からなのです。
(真ん中辺りの青下線部分をご覧ください。)
「再エネ賦課金」
月の電気代請求書にも記載されていますが、再エネ賦課金という項目があります。
これは余剰電力買い取りを補うために、太陽光パネルを搭載していようが、いまいが、使用した電力量によって一定の金額をどの家庭も徴収されています。
これって意外にも知らない人がいまだに多いです。
太陽光パネルを設置していないのに徴収されるのは損ですし、設置していない家庭の方が多くの金額を徴収されているのです。
下記にありますが、国は周知させないといけないのに怠慢だと感じています。
福岡県は日本海側よりなので年間の日射量は全国的に見ても中間ぐらいですが、十分日射量は望めます。(NEDOや気象庁のホームページより調べられます。)
どれだけ搭載するかは住宅会社の方と相談すれば良いと思いますが、搭載した方がお得だと思いますよ。
未来ホームでは設置をお薦めします。